【感想】いつかぼくが帰る場所/ピーター ヘラー (著), 堀川 志野舞 (翻訳)
先日の記事に続き、感染症をめぐる小説の感想だ。 主人公のヒッグスはパイロットだ。感染症により人類の大部分が滅んだ後のアメリカ。数少ない生き残った人類が、略奪、奇襲、抗争を繰り広げる物騒な世界で、隣人バングリーとの縄張りを…
先日の記事に続き、感染症をめぐる小説の感想だ。 主人公のヒッグスはパイロットだ。感染症により人類の大部分が滅んだ後のアメリカ。数少ない生き残った人類が、略奪、奇襲、抗争を繰り広げる物騒な世界で、隣人バングリーとの縄張りを…
子どもができてから、久しくしなかったけど、夜一人で出歩いてみたのは先週のこと。 本屋で気の向くままに手に取った本から素晴らしいインスピレーションを得た。 それ以降、心が落ち着き、身体が温かい感じがし、周囲の人にもネガティ…
1960~70年代、学生運動やそのあたりに活躍(青春?)した人たちと話したり、著書を読んだりすると、よく突き詰めて考えているなあと思う。議論でぶつかり合うことに慣れていて、変な自意識のない存在感。中二病や幼稚なナルシズム…
私は10歳くらいからどういう訳か、周囲の友達と気が合わなくなっていった。私もそう思っていたし、周囲もそう感じていたのだと思う。同じクラスになって最初の何回かは遊びに誘われるけど、そのうち入れてもらえなくなることもあった。…
スマートフォンアプリからでなく、PCブラウザからの退会方法をご紹介します(2018年7月現在) 1) Audibleのホームページを表示する https://www.audible.com/ 2) 画面右上に…
苦手を放置せず、克服せよ!という話ではありません。 運動が嫌い、文化系でデスクワークとか人と話したりとか、頭を使うことで勝負していかなければならないからこそ、運動をする。頭をいつまでもクリアーに保つために、運動する…
去年、「中動態の世界」という本の感想をこのブログで書いた。この記事はその続きで、自分の考えや感覚を認知する能力、ひいてはそれについて考える力、「内省」について、考えてみた。 我々が「行動の原動力」だと考えるもの 「中動態…
読書の醍醐味は、自分の知らない世界を知ることだ。それも、実際の世界の、思いもよらない面を垣間見ることはとても楽しい。慣れてしまった日常。知らない世界が広がっているということを、忘れてしまいやすい。だから、日常生活に全く役…
先週末、「稲荷崎高校には勝つ、なぜなら東峰の新技がまだ出ていないから、次戦以降で新技披露の機会があるに違いない」という予想を立てましたが… 今週のジャンプにて、予想外れました。上の「」内のどの部分が外れているかは、ネ…
「不安遺伝子」ことセロトニントランスポーター遺伝子のことを読んだ。セロトニントランスポーターとは精神安定物質「セロトニン」の細胞内取り込みを促進するタンパク質で、そのタンパク質を発現する遺伝子のタイプには「L」と「S」が…