アサーティブ講座を受けて6年/オンラインのコミュニケーションが増えて思ったこと

アサーティブコミュニケーションの講座を最初に受けてから6年が経った。
熱心に学んで、実践してきた訳ではないけど、ふとした時に思い出して、テキストを読み返したり、ちょっとした講座で学んだりしてきた。
 

6年間を振り返って思ったこと

最初にアサーティブコミュニケーションの講座を受けた時は、その知識や技術が自分にとってはとても新鮮だったし、ロールプレイをいくつもこなす講座は、ロールプレイとはいえ際どい会話を再現すると感情が高ぶるもので、とても疲れた。でも、充実感があった。色んな出会いもあった。
にもかかわらず、日常生活にもどると、「アサーティブじゃない物の言い方をしている自分」がすぐに顔を出してしまうようになった。一方的だなと思う人間関係を変えられないままにしたこともあったし、自分の変わらなさに本当に失望したりした。
というのが、去年まで感じていたこと

今日、アサーティブコミュニケーションを学ぶ人どうしの集まりがあった。この集まりに加わるのは1年以上ぶりだった。去年まで感じていた、変わらない自分への不甲斐なさはちょっと薄れ、「ここまで長年、忘れないでちょっとずつ前進してきたこと」に少し自信が持てた

「変えられるのは、自分だけ」とよく聞くけど、自分の身に着いた習慣や考え方を変えることも、簡単ではない。
でも振り返ってみると、「あの時貰ったアドバイスのおかげで、自分の思いを諦めずに伝えることができた」といった経験も少しずつあったように思う。なかなか上達しないと理解したうえで、続けること。これからも歩みをやめないでいたい。

オンラインのコミュニケーションとアサーティブ

外出自粛期間を経て、人とのコミュニケーションの取り方が変わってきた。緊急事態宣言が明けた今でも、会議は全部オンラインだし、同僚とチャットでやり取りすることも増えた。
自己主張する前に、自分の思っている事を相手に伝える事がアサーティブのスキルの一つにあるけれど、顔を合わせないと、表情やボディランゲージが伝わりにくいからか、思いの伝わり度合が減ってしまったりするものだ。
チャットだと、もっと短いやり取りだから、意図せず、「相手は怒っているのかな?」というような文面のやり取りになって、ちょっとした誤解を招くこともある。

たとえ文面や画面で全部を伝えられなかったとしても、「この人に限ってそんなことは無いだろう」という信頼感を築いておくことが大事なのだろうと感じる。それは、生身のコミュニケーションでも一緒なのかもしれないけど。

オンラインでコミュニケーションをとることが良い方向に働いたこともあった。
とくに立場が下の人を萎縮させるような態度や言い方をする方が職場にいて、私はいつもその人と話すのが苦手だった。そんな人相手に対面のミーティングで「アサーティブ」に接するのはとても困難だった。
いつも黙ってしまって、相手の態度と言い返せない自分に、後から猛烈に腹を立てていた。
でも、今回ばかりはオンラインで顔が見えない環境が幸いした。いつものように真向から批判する言葉をかけられたけど、萎縮してしまうことなく、アサーティブに返す言葉を考える余裕ができた。この人とはこれからも、できるだけオンラインでミーティングしようと思った。

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