京都・奈良の「イケメン」仏像3選【知る人ぞ知る】

 

近畿地方に十数年住んでいたことがあり、仏像を眺めるのが好きで週末にはお寺を訪れていました。

この記事でご紹介するのは、有名なお寺ではなく、アクセスが良いとはいいがたい所にあるお寺も多いです。それでも、仏像の姿の美しさから一見の価値があった、見に行って本当に良かったと感じた仏像たちをご紹介します。

一通りの京都・奈良観光を終えたという方におススメめです。 

 

その1 京都府京田辺市・大御堂観音寺 十一面観音立像

 

 

上品で風格のある佇まい。お顔の表情や、体つきの堂々とした感じもですが、特に、花瓶を持つ指に気品を感じました。

 

このような郊外にも、天平時代からの歴史ある仏像がおられるということ、この地域の歴史の深さを感じます。奈良・京都・滋賀・大阪など、遷都先の間にあるこの辺りは、いにしえから「郊外」だったのでしょうね。

 

京田辺市観光協会『大御堂観音寺』http://kyotana.be/object/detail/3/

 

その2 滋賀県長浜市・渡岸寺 (向源寺) 十一面観音

 

 

比較的新しいお堂の中で、ゆっくりと、仏様と対面できるこのお寺。長浜市郊外のこの地に、気品のある仏像があることを意外に思われるかもしれませんが、長浜市高月は「観音の里」と呼ばれ周囲にも多く、仏像を安置したお寺があるのです。

https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/657

 

その3 京都府西京区・願徳寺 如意輪観音

 

 

エッなんで京都の山の中にインドの仏様!?と思ってしまうような、エキゾチックなお顔をされた仏様です。仏像をあれこれ訪ねて見られた方ならば、このお顔はあまり他では見かけないので、びっくりされるかもしれません。

 

最後に

ここまでご紹介した仏像が、もし気に入られたという方は、仏像の制作年代で探すと、お気に入りの仏像に出会える確率が高いと思います。いずれも、天平時代~平安初期の作で、後の特に武士の世に作られた、貫禄を感じる仏像と比べて、この時代の仏様は柔らかい顔と体をしています。

 

特に、上の3選の中には当てはまらないものもありますが、漆を使った「乾漆造」という方法で作られた仏像は、柔らかい印象のものが多いように思います。乾漆造の仏像を選んで探訪されてみるのも、お気に入りの仏像に出会うのによいかもしれません。

 

また、上でご紹介した3選は、いずれも郊外に位置し、交通アクセスは悪いかもしれませんが、付近にもやはり歴史あるあるお寺が散在しています。そして、お寺の周囲を歩いてみれば、歴史と風情のある、美しい田園風景を楽しめることと思います。

 

ぜひ、一通りの京都・奈良探訪を終えられた方は、足を運んでみてください!