MICHAEL KENNA A 45 Year Odyssey 1973-2018
2018.12.1(土)—2019.1.27(日) 東京都写真美術館 B1Fにて
オデッセイは旅のこと。イギリス出身の写真家 マイケル・ケンナ(Michael Kenna, 1953- )が、過去45年間に世界各地で撮りためた風景を展示する。
イギリスはもちろん、ニューヨークから、日本の北海道、琵琶湖、そして中国など。
全てモノクロの写真。
「一瞬を切り取る」という表現を、写真を表現する時によく聞くけど、マイケル・ケンナの写真は時間の流れのうちの「一瞬」というより、被写体を取り巻く360度四方八方のうち「とある角度」を切り取っているように見えた。
木の並び、建物の形。まるで、幾何学模様のポスターのように見えた。
空の雲までもが、計算されてそこにあるみたいだった。
●マイケル・ケンナの写真。
●写真美術館でも放映されていた、マイケル・ケンナの撮影風景
一本の木を撮るのに1~2時間かけるのだとか。
それで、風景をこんなふうに切り取れるのかと思った。

ABRUZZO/アブルッツォposted with ヨメレバ
マイケル・ケンナ/MICHAEL KENNA 出版協同社 2017-09-15 Amazon Kindle 図書館