歯列矯正 ワイヤーがついたまま放置してしまったこと

13歳で始め、18歳までかかって歯列矯正をしていた。歯を抜いて、きれいに歯を並べて、18歳で歯並びは綺麗になっていた。

歯の表面のワイヤーは取り除き、残るは下の8本ほどの前歯の裏側に、跨ってかかるワイヤーのみ。
 
18歳で一人暮らしを始めて地元を離れてからは、面倒臭くて矯正歯科に通院しないまま、ずっと歯の裏のワイヤーを放置してしまっていた。

 
放置してしまっていたから、さらに通院再開をしづらくなっていた。
社会人になったら、仕事が忙しくて、さらに放置してしまっていた。
 
 
通っていた矯正歯科からは、「何か月かに一回はおいで」と言われていた気がする。ぞっとする話だけど、8年は放置していた。
27歳の時についに観念して、歯医者に行った。それも、矯正歯科ではなく、普通の歯医者さんに。
   
「ワイヤー、外せますよ。今、外しておきますね」とあっけなく言われてびっくりした。その場でがりがりっと外してくれた。


なんだ、心配しすぎていたんだ。

何年も罪悪感を感じてきたのが、一瞬で晴れた。
    
そして、それから数年後の話。
 

接着剤の残ったところに歯石が貯まる

 
数年ぶりに歯医者に行った。クリーニングして、歯石をとる。そして歯科医に言われる。
  
「矯正の時の接着剤が、歯の裏に残っています。その凸凹で、歯石が貯まりやすくなるから、接着剤の部分を削りますね。」
   
え。ワイヤーを外したあの時、接着剤がちゃんと取れていなかったのか。
そして、がりがりと接着剤を削られる。
次に通院した時、もう一度磨きなおすとのこと。そんなに、頑固にくっ付いているのかしら。
  
歯石が貯まると、歯周病になりやすくなるのだという。歯列矯正して、歯並びは良くなって、でも詰めが甘くて、ワイヤーを放置したのが原因で歯周病なんて、格好悪い。
 
面倒くさがりの私だから、またすぐ挫折するかもしれないけど、今後は定期的に歯医者に通って歯をクリーニングしようと心に誓った。