転職エージェントを服のショップに例えてみる

私自身は過去に一回しか転職した事はありませんが、今後のキャリアを考えるにあたって、職場を変える気がない今でも、たまに転職エージェントとコンタクトを取るようにしています。
 

転職活動の経験がそれなりにある方ならお気づきと思いますが、転職エージェントといっても、実に色々な企業や求人紹介のやり方があるようです。
 
会社の規模をとっても、テレビCMや電車に吊り広告を出すような大きな会社から、数人しか社員がいなさそうな、小さなところまで。
 
  
そんな様々な会社が存在しているということは、人材紹介業者にもそれぞれ住み分けがあるのだろうと思います。
 
それぞれに、持っている求人情報があり、ターゲットにしている層がある。
 
   
住み分けの考え方は色々な方が解説されているけれど、私は服のセレクトショップに例えて考えることにした。
 
感覚的に、分かりやすいと思って。
  
商業ビルに入っている、全国どこでも名の知れたお店の服は、それなりに見えて、無難で着回しがきくことが多く、安定感がありますよね。
 
一方、こだわりの個人のお店で、話の分かる店員さんと、一点ものを選ぶのも楽しい。
   
そんな分け方で、分けてみることにした。
    
 
私の買い物の志向による主観的な分類なので、もしかしたら分かりにくい、と思われる方もいるかもしれませんが、「あーー、なるほど」と思い当たる方もいればいいなと思います。
  
 
どんなお店で選ぶか、セレクトものを選びたいのか、万人受けするものを選ぶのか。店員さんに何を期待するか。
  
セレクトショップ・そのお店の店員・扱ってる服の関係みたいに、人材紹介業者・その会社の転職エージェント・扱ってる求人票を認識してみる
お遊びですが、意外としっくりくる気がして、以下の4パターンを考えてみました。
 
   
 
(1)「全国的な有名店」系…リクルートネクスト、Doda、パソナキャリア、等
 
服のセレクトショップで例えるなら、ユナイテッドアローズのビューティー&ユース、Tomorrowlandなど。
全国的にお店が展開されていて、ここの店の服をクローゼットに何枚か揃えておいたら、着回しには困らない感じ。
     
私が初めて転職した時に利用した転職エージェントはこのタイプでした。
 
大きな会社で、たくさんの企業との繋がりがあるようでしたが、求人ターゲットの多くが、マネジャー候補のような会社にとって「外せない」人ではなく、第二新卒~スペシャリストの非管理職の、転職市場を探せば比較的簡単に補えるような層かと思いました。
   
その会社の転職エージェントの方に、何人かお会いしましたが、30歳前後の比較的若い方がいらっしゃる事が多かったです。
   
私は、他の分類の転職エージェントとお会いした時に、一回り以上も年長と思われる女性に「ワーキングマザーが転職を考えるなんてとんでもない!」と実際の口調は柔らかでしたが、だいぶキツい事を言われました。
 
でも、最終的に転職を決めた時にお世話になった同年代のエージェントは「一緒に転職先を探してみましょう」とまあ、否定することなく一緒に探してくれたので、途中でやはり諦めていたのかもしれませんが、結果的に満足いく転職活動をすることができました。
   
仕事に求めるものや会社との向き合い方は、年代によって異なることが多いもの。
 
今後、私の年齢が上がって、プロフェッショナル度が上がった後に、大手企業の汎用性の高い求人とサービスをどう思うか分かりませんが、30歳ちょうどで転職活動した私にとっては、何かと相談に乗っていただいた転職エージェントさんを心強く感じることもありました。
   
  
(2)「こだわりの個人経営」系 小~中規模の人材紹介業者。ヘッドハンティング型の場合も。
    
服のセレクトショップで例えるなら、そのジャンルに特化した個人や小規模のセレクトショップ。テーラーメイド専門もあてはまるかもしれません。
  
最近のこと、LinkedInにいただいたメッセージの語調の丁寧さに、どんな人なのか会ってみたく「こだわりの個人経営」型の転職エージェントさんとお会いしました。
 
企業からの依頼に添った人物を探し出してヘッドハントする型の企業とのこと、求人の数こそ少ないものの、「何歳代、年収はいくらまで出せて、これこれの職場で何年か後にマネージャーをやれそうな人が欲しい」という具合に、求人の人物像も具体的で企業との強いパイプがあることがうかがえました。
 
私はその時お探しの要件に全然見合わなかったようでしたが、お話していく上で、業界のどのあたりでどういう人材が欲しがられるのかということが非常に具体的に描けて、とても勉強になりました。
  
不思議なことに、この「こだわりの店」系のエージェントの紹介する求人は、どんな環境で働くのかをかなり具体的に思い浮かべることができました。
  
(1)の企業の紹介する求人では、どこかその職場は遠くの世界・・・くらいにしか思い描けないのですが、この(2)グループの転職エージェントは求めている人物の要件をと、とても深く知っている。深く知る必要があるくらい、クライアント企業にとって重要なポジションの人 -部長、マネジャー以上の人を探していると感じました。
   
  
(3)未リサーチ群① ハイクラス転職が対象。リクルートエージェント、JACリクルートメントなど
服屋でいうならエストネーション、バーニーズニューヨークかも知れない?

私はまだ自分がそういうクラスでないので利用したことはありませんが、業界大手かつ、ハイクラス転職を謳っている企業は求人も多く、企業とのコネも深いのかもしれません。
  
(2)の大企業版にも思えますが、そうであれば(2)のような人材紹介業者が世の中に生き残ることはそうそう無いと思うので、一体どういうサービスを提供しているのか、想像がつきません。 
     
 
  
(4)未リサーチ群② 小規模の紹介業者で、質も不明
   
服屋でいうなら、入ってみようかどうか迷っているけど、全然好みと違ったら損だなと思って入ったことがない、街で見かけるお店。
  
私は外資系企業につとめていますが、どこから手に入れたのか会社のメールアドレスに「お会いできませんか、求人があります」とたどたどしい日本語や英語でメッセージが頻繁に届きます。会社名を検索したところ、大きな企業ではないようで、外国の人から声をかけられることも多く、一体どういう求人を紹介されるのか、不思議に思っています。
  
サービスの質がよさそうであれば(2)に分類されるのかもしれませんが、何しろ、接触したことがないのでこの多数の企業は一体どのような活動をしているのか不思議です。
  
 

(1)~(4)まで、勝手に分類してきましたが、今後も知れば知るほど違って見えてくるのかもしれません。その時は、記事を更新したいと思います。
 
また、こういった紹介業者を使わず、今、所属する会社や個人的なつながりで、次のキャリアを見つけることができれば、それに越したことはないのだと思います。