目標を持って生きたほうがよいか

最近、目標を失っている気がする。
淡々と毎日をこなしているだけで、「将来、こういう仕事がしたい」「こういうスキルを身に着けたい」など、壮大なことはもはや考えなくなった。そういうことに思いを馳せなくなったことは淋しいし、思いを馳せるのと馳せないのとでは人生の到達点が、違ってくるのかもしれない。
でも、無理に目標を持たないというのは、ストレスフリーでいいことなのかもしれない。だって、目標を持っている時はいつも、目標としている自分と、今の自分とのギャップが気になって苦しい。新しいことにチャレンジするのは、なかなか上手く行かない。格好悪い自分が嫌いになる。だけど、諦めてしまうのもそれはそれで情けない。前にも後ろにも、進むのが辛い。
  
そうやっていつも、イライラしているくらいなら、無理に目標なんか持たない方が平和だ、と思うようになった。家族や友人も、リラックスして笑っている私との方が、居心地がいいに決まっている。
   
だから、最近は「こうありたい」という理想を意識せずに生きている。
 
でも、不思議なことに、目標を持たなくなった途端、生きる元気まで失った。
読みたかった本を読む訳でもなく、何か新しいことを始めるでもなく、ダラダラと過ごす週末。ただただ生きる気力を無くしてしまっただけのように感じる。
  
頑張る理由がないと、生気を失ってしまうのは、ちょっと情けない。
   
私は、自分の人生を楽しむことができないのか。いつも「家族のため」「仕事だから」という大義名分が無いと、私には何も残らないのか。そういう自分は、中身が無くて空っぽのようで怖い。何だか、定年後のサラリーマンみたいだけど。
 
目標が、本当に自分が欲しいものと離れていたのかもしれない。人から羨ましがられるものを、欲しがっていただけなのかもしれない。
「私は、本当は何がしたいんだっけ」と、すこしずつ、問いかけてみることにする。