【内向的】それでも人とつながるために

著者はスカウトマンだったとか、ナンパをしていたというけれど

・人と話す前に、あれこれ考えてしまう。そして、結局何を話したらいいかわからなくなるときがある。
・人と話すことは「楽しい」よりも「難しい」と感じる。
・人といると自分を閉ざしている、殻に籠っている感じがする。
・面白いことや、気が効いたことが言えない。そして、そんな自分が嫌だ

そういう内向的な人に、共感するところが多い本かもしれない。
   
  
  
 

『うまく話せないと思っていたとき、僕は感情に蓋をしていたのだと思う。だからといって、感情の蓋をどうにかして開けて自由になろうとしたわけではない。その蓋は自然ととれた。
その蓋を開けようと試行錯誤したのではなく、自分のコミュニケーションをいかに改善するか、具体的な訓練を行い続けた。そうすると、知らないうちに自然と蓋はとれていた。 』
あなたは、なぜ、つながれないのか/高石 宏輔 (著)

 
    
自然体な人を相手にしていると、いつの間にかこっちも心がほぐれてくるし、喜怒哀楽を共にしてしまう。
 
気の利いたことや、面白い話をしよう、失礼なことは言わないようにしよう、無様な自分は見せないようにしようとあれこれ考えていると、会話を楽しむどころではなく、自分の思考の中にさまよい込んでしまう。そうやって思考にさまよいこんでいる時、私たちはどこか自然体でなく、相手に心地悪さを感じさせているのだろう。上手く話さなくても、賑やかに盛り上がらなくても、人と過ごすことをリラックスして楽しんでいい。 
そのきっかけを作るのは、自分の身体。身体をリラックスさせること。
   
自分が何を感じているか感じ、同時に相手を感じる。
内省することに慣れてしまった人に、それはすぐには難しいかもしれない。自分の思考に入り込んでいくことに慣れているから。私も上手くできないけれど、その感覚は、自転車に乗れるようになることに、似ているかもしれないと思う。こけて痛い思いをするかも知れないけれど、考えるよりも、身体で掴む。人とつながるとは、そういう類のスキルな気がする。