【ワーママ転職】転職して一年 思ったこと

子供と上京して、一年が経ちました。

30代になってから業界も職種も新しいことにチャレンジするのは、正直、とってもツラかったです。
基本的に、中途社員はあまり仕事を教えてもらえません。まあ、新卒でないから贅沢なこと言えないですよね。親切な人が、教えてくれるくらいです。

かろうじて日本語が通じるだけで、知らない専門用語が飛び交う職場。安直に、周囲に質問しようものなら自分で調べれば?とでも言わんばかりのとんでもない形相で怒られることも。日本語の通じない、外国だったほうがまだましだったのかもしれない。同じ日本人なのに、採用されて同じ職場に入って来たのに全然仕事ができないと、皆の反感を買ってしまうことがある。「いいや、ほっとこ」ならまだいい「あの人、目障り(怒)」になってしまったこともある。

一方で、同じ転職組でも、同じ業界から来た人は、教えられなくても仕事ができる。生え抜き組ができないこともできる。そういう「教えなくても仕事ができる中途組」は、天と地の差ほど、かわいがられます。私が話しかけると眉間に皺をよせて返す先輩も、この人にはとても親切です。皆、プロ意識があってしっかりしているのは良いところですが、いったいこの業界は、だれがどこで人を育てているんだろうと、素朴に疑問です。

正直なところ、つらい一年間でした。そもそも新しい土地で子供と共に生活を初めて、それだけでも大きい変化だったのですが、自分にとって新しい業界、新しい職種で働き始める。そして、運悪くあまりフレンドリーとは言えない職場でした。

一年経って何とか、目の前の仕事回せるようになったけど、部署のミーティングではまだ透明人間。ついていける話題で発言しても、ベテラン社員に「はいはい、黙ってて」と言わんばかりの嫌味を言われる。勇気を出して、会議で発言してみようと思うけれど「どうせ、自分なんて」と思って口をつぐむ日々。心の健康に悪いです。

適応力の高さは、
人によるのかもしれません。
前の会社で引き留められるがままに残っていれば今頃は昇格も昇給も・・・と後悔したことも30回や40回ではないです。ほんとうに情けない一年でした。

一方、ワークライフバランスは良好でした。仕事ができないからか「大量の仕事を任されて帰れない」いうこともなく、まただいたいは定時に帰ることができました。
その辺は、会社にワークライフバランスを尊重しようという意向があることと、ワーキングマザーがほとんどいないという前例の無さが「お子さんいる人はきっと大変なのね」という解釈につながって、要領よくすり抜けることができました。

何とか一年、いることができましたが、自分の中で考えさせられたのは実力とは何か、ということでした。

新卒で入った会社では、なぜか私は「会社の誰も今までやったことがない仕事」をやらされることが多かったです。で「知識が無い分野に飛び込んでも、なんとか道を切り開ける」ということが、いつの間にか人の実力だと思い込んでました。
 
しかし今いる業界は、その業界での経験や知識、まずそれがないと認めてもらえない。それは何かの仕事をするにあたって至極、まっとうな事なんですが、その事にやっと気が付きました。
必要なのは、時間。そして飽きなさと長く同じところに要れるための人間関係構築力。
じっくり、がんばります。