「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」感想

・2045年にはシンギュラリティ(人工知能が人間の能力を超える)が来ると予想される
・その後、ほとんどの職業は人工知能(AI)にとって代わられる。

では、その頃大人になる今の子ども達は、どんな力を身につけるべき?

AIに仕事してもらってグータラ生きるのでもいいけど、どうせなら、社会の役に立つような仕事をしてもらいたいですよね。

でも、どういう仕事を目指せばよい?
シンギュラリティ後、どんな仕事が残っているのか。その仕事は今と比べて、どういう風に変わっているのだろう。

ITスペシャリストになってAIを使いこなす仕事はもちろん需要が多いだろうけど、その他には、どんな仕事が残っているのだろう。経営者?芸術家?その他には・・・。

こういう疑問のヒントになる本だと思いました。

本書では、「この職業は将来こんな風になっている!」という予想と、今話題のSTEM教育などの教育法が紹介されています。

AIがほとんどの仕事をやってくれる時代に、人間に求められる力とは?

読んでいて、自然とそういう事を考えざるを得ない一冊です。

子育てもですが、自分の将来のこともついつい考えてしまいます。

シンギュラリティは、私が現役で働いている間に来るかもしれないようです。
2045年という予想どおりであれば、私はきっとまだ働いていることでしょう。

シンギュラリティ後は、社会のあり方が大きく変わると言われています。

あらゆる人間が行ってきた仕事を、人工知能が代替することによって、産業の生産性は飛躍的に伸るし、またロボットももっと活躍するようななるでしょうから、生身の人間がそれほど働かなくても、社会を支えることができる。

企業のサラリーマンのような働き方が減り、規模が小さくとも、自分が心から打ち込めて、社会の為になる仕事をする人が増える、とも言われています。
 
 
一方で転換期には、没落してしまう人も出てしまうように思います。

社会の転換期というと、ここ150年ほどの日本では、大きく2回の転換を思いつきます。約70年前の太平洋戦争終結、そしてその70年前の明治維新。
(第一次世界大戦とプラザ合意やバブル崩壊を入れる人もいますが)

転換期に、上手くいかなくなった人たちとは誰だろう、と考えていました。
まずは明治維新付近、記憶にパッとでてくるのは「武士の商法」。
もちろん色んな例があって、一様に語ることのできない話だろうとは思いますが。

太平洋戦争ではどうでしょうか。長く従軍して戦後何年も経って復員したら、歳もとっていて手に職もなく、戦後、仕事を探すのに苦労したという話を聞きます。

このたった2つ、思い浮かんだ例だけで考えてはいけないのですが、もしこの2つに共通点があるとすると、社会の転換の前に、社会で指導的地位を持っている人たち、という気がします。
農業や商業、工業を生業としていた人達の中にも、成功した人たちや、逆に貧しくて苦労した人たちも居たでしょう。没落や成り上がりもあったと思いますが、社会の転換に伴って、というイメージは少ないです。
 
シンギュラリティによる大きな転換が起こるとすると、それによって上手くいかなくなるのは誰でしょうか。今、社会で実体以上に地位を持ってしまっているのは・・・?書きませんが、私の近くにも、そういう意味で危ないかもしれない人はいます(笑)本人は、今上手くいっているだけにそういうことを微塵も考えないみたいですが(笑)

子どものことから出発した今日の記事でしたが、私自身の人生も残りの人生も長いなぁと、違う方向に話が飛んでしまいました。何をして、社会の転換期を迎えるか。とりとめのないことを考えてしまいましたが、私にも、これを読んでいる皆さんにも、充実した未来があるといいです。