転職して良かったかどうか~転職後10か月

転職して10か月。
地方都市の内資系メーカーから、東京の外資系企業に転職しました。

生活は大きく変わりました。
転職して良かったと思うことも、転職しない方が良かったと思うこともありました。つらつらとですが、書いてみます。

転職して良かったこと

ワークライフバランスは、今の会社に変わって本当に改善されたと感じます
上司達と話していると、部下のワークライフバランスの確保するにはどうしたらよいか、その方法を自分の経験からくるものだけでなく、知識として持っているように感じました。きっと、管理職は部下のマネジメントをトレーニングをされているのでしょう。

さらに、部下のワークライフバランスを実現できるような人事システムや仕事の分担が実現できていると感じます。
サービス残業が状態化していることもありませんし、いつの間にか何かが揉み消されることや、できないことは「今の部のリソース状況ではできない」「それは自分の仕事の範囲ではない」ということをはっきりと主張できる文化には驚きました。
社員に負荷をかけ過ぎず、本人がやりがいをもって働くにはどうすればよいか。
「本人が」という所を尊重してくれるのが、今勤めている外資系の会社です。

一方、以前勤めていた内資系の会社は、私生活をどれだけ犠牲にしても、仕事を優先すべきという文化が残っていました。そういう中で、長時間労働も休日出勤もできない私たちワーキングマザーは、会社や同僚に対して罪悪感を感じていました。また、会社の方も私たちワーキングマザーを戦力として見ておらず、出産までさんざん尽くした会社に裏切られたように感じていました。

 

転職しないほうが良かったと思った時

私はどちらかというとバランスが悪い人間で、得意なことと不得意なことの差が大きく、また人とのコミュニケーションも不得意で、誤解されてしまうことが多いタイプです。

新しい職場は、私にとって未経験の業種で、培った経験が全く通用しないこともあり、なかなか周りに馴染めず、周囲から批判を浴びてしまうこともありました。
新卒から勤めていた前社では、もちろん私のことを煙たがる人もいたのですが、非常に高く評価してくれる人々もいました。
自分で決めた転職ですが、私のことを何かと気にかけてくれる人を失ってしまったのは、とても寂しいことでした。

もう一点は、前に勤めていた会社は、とても知的で、会話をすると刺激を受けるような先輩が何人もいたことです。
それなりに歴史がある会社でしたので、長く、会社に社会に揉まれて生き抜いて来られた先輩方の知恵や哲学には脱帽する思いでした。

そういう知性を感じる人は、残念ながら今の会社では、出会えていません。「賢いな」と思う人はいますが、「知性」と呼ぶまでの深さがないように思うのです。歴史が浅い会社だからか、外資系企業の日本法人という、自分たちで会社の方針を決める立場にないことも、そのような知性を培うことができていない原因の一つだと思います。

さいごに

転職後の給料は、転職前と比べて決して上がっていないのですが、「お金を稼ぐ効率」という風に考えると、同じ額を稼ぐために費やす自分の体力や精神力が、かなり少なくて済むようになったと思います。
ワークライフバランスが向上したためです。余力で、今年は何か始めたいものです。

会社で苦労して、周りに認められて出世…というのは充実感がある人生なのかもしれませんが、子どもが生まれてからマミートラック、転職を経たことで、私は、会社に一生を捧げられないなと思ってしまいました。

人生は、色々な時があってもよいのかもしれません。
今後、どんな活動でもよいので、生活を充実させられたらいいなと思っています。