育児休業から復帰した時のこと①ヤバい職場、ヤバい私

私は数年前、出産と育児休暇を経て職場に復帰しました。当時は企業の研究員として働いていましたが、数年後の今では、全く違う業界で、研究ではない仕事をしています。職場も、4つほど点々としました。自分から異動希望を出さざるを得なくなったこともありましたし、会社からの辞令もあり、そして転職も経験しました。

子供を産んでいなければきっとこんなことにはなっておらず、今でも研究員としてのキャリアを歩んでいたでしょう。育児休暇後からここまで、たくさんつまづいたと思っています。今、歩んでいる道、それは自分から選択してつかみ取った道でもあり、気に入ってはいるのです。しかし、不本意な思いをしながらやってきたのも確かです。

まあ、確実に私の無知と、未熟さからそういう事態をおびき寄せてしまっているのですが、ここに書くことにで改めて反省することにします。そして、もしかして、ですけれど、どなたかの他山の石になればいいなと思います。

産休突入まで~「やばい」職場

産休前まで所属しており、育児休暇から復帰する先には、ブラックな上司がいました。この上司、部下を長時間労働させ、ミスをネチネチ攻め立て…という、そしてその上司は別の事業所に常駐しており、ほとんど目が届かない。ブラック上司のやりたい放題な職場でした。

では、なぜそんな上司のもとに、0歳の子どもを抱えて、十分仕事に没頭できない状況で慌てて復職したかというと、

当時「やりがいがあると思っていたこと。そして、自分はこの仕事になくてはならないと思っていた。」ことなのです。

今思うと、ずいぶん勘違いしていたなぁと思います。

ブラック上司は、やり手でした。社内の主要人物を動かせるような人を実力は持ちあわせた人でした。けれど、下についた部下は悲惨。日常的に罵倒され、結果を出すまで長時間残業、休日出勤も当然でした。

それでも、やはりやり手で実力者。その上司に喰らいついて行けば、社内での評価は上がりました。当時の私は、ブラック企業にドップリ浸かってしまって、抜け出せなくなっている社員でした。よくマスメディアに書かれているような。

毎日、職場で上司に罵倒され、体力も消耗するまで働き、もう死んでしまいたいと思いながら、一方で、社内で評価されることが麻薬となって、仕事にのめり込んでいました。

また自分が、若手ながらその職場の中心的存在だったので、「自分がいなければこの仕事は成り立たない」といったプライドもありました。今思うとまったくの、思い上りだったのですが(汗)。

話は逸れますが、会社って、誰かがいなくなっても、他の人が来てその穴を埋める。どんなに「この人はスゴイ!」と思った人が突如居なくなっても、代わりの人が来て、その人なりに淡々とこなしていくものです。新卒入社から数年の分際では特にそう。そして、私がそのことに気付いたのは、恥ずかしながら、もっと後になってからでした。このことを分かっていれば、もっと、きっとリラックスして仕事に臨めていたと思います。

さて当時の私は、極限の精神状態の中で、自分でも「今の状況はおかしい」と感じていました。けれども「皆の為に自分がこの仕事をやらねば」「これは自分の人生にとっても大事な仕事なのだ」と自分に言い聞かせながら、ストレスいっぱいの毎日を過ごしていた気がします。

産休に入った時、内心「これで休める」とホッとしていました。

次の記事は、育児休業から復帰した後のことを書こうと思います。
最大の悔しい失敗が訪れたのでした。

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